皆様、

東京外国語大学を代表し、閉会のご挨拶を申し上げる機会をいただき、たいへん光栄に存じます。スケジュールの都合上、昨日のセッションに参加することはできませんでしたが、本日の発表や討論は私にとりましても大変有意義なものでした。

東京外国語大学といたしましてもこの平和構築?紛争予防講座を大変誇りに思っております。このプログラムがいかに重要であることは一目瞭然です。しかしながら世界中の言語や地域研究を網羅する当大学にとってはとりわけ重要となっております。当大学の研究者や学生たちもこの平和構築?紛争予防という学問に大いなる興味を抱いております。

すでにパンフレットなどからこの平和構築?紛争予防講座について多少ご理解いただいていることかと思います。このプログラムは当大学の中でももっとも国際化されている部分だといえるでしょう。授業がすべて英語で行われているだけではなく、学生も世界各地から集まっています。海外の提携先とも積極的に交流し、研究者の招聘?派遣のみならず、インターネットを通じ講義やセミナーを海外に発信しています。

このシンポジウムが本分野に興味のある学生たちにとって大きな刺激となったことと確信しております。そして世界中の研究者の皆様とさらに緊密な関係を築くきっかけとなることを心から願っております。