日時:2021年12月20日(月)16:00~17:30
場所:総合文化研究所422教室
使用言語:主に日本語、詩はロシア語
*先着20名!
申込は沼野恭子nukyoko[at]tufs.ac.jp ([at]を@にかえて送信してください) まで
詳細はこちら(PDF)からもご覧いただけます。
講師:ヴィクトル?ニジェリスコイ(ロシア国立マールイ劇場 演出家)
内容:世界で最も人気のある戯曲のひとつで、さまざまな謎を秘めているのがアントン?チェーホフの『かもめ』です。このワークショップでは、『かもめ』を演出する際に演出家や俳優はどのような問題に直面するのか、行動分析の視点からセリフをどのように捉えたらいいのかといったテーマでお話ししながら、ロシアの読み稽古の雰囲気を感じていただきます。言葉の背景まで意味を理解した上でロシア語能力を高めましょう。さらに、ロシアの演劇大学で行われている俳優術の基本練習も試します。これらを通じて、ロシアの演劇では身体と思想をどのようにつないでいくのかを体験していただきたいと思います。 後半は、ロシア演劇の特徴である「詩の朗読」をご紹介します。これは1世紀以上前に確立したもので、演技より言葉の力やセリフの論理性に集中している芸術ジャンルです。ロシア語の魔法を感じていただけるよう、今回はロシアの古典や「銀の時代」の詩を取りあげます。
講師プロフィール: ヴィクトル?ニジェリスコイ、教育学博士、モスクワ国立大学心理学部 研究員(教育心理学)、高等経済学院国際政治学部?経済学部 招待准教授、ロシア国立マールイ劇場 演出家、高等演劇学院 准教授
主催:東京外国語大学 総合文化研究所「多文化共生としての舞台芸術プロジェクト」
問い合わせ先:沼野恭子 nukyoko[at]tufs.ac.jp ([at]を@にかえて送信してください)
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