10月に書籍African Land Reform under Economic Liberalisation: States, Chiefs, and Rural Communities(武内進一編、Springer)が刊行されます。第61回ASCセミナーでは同書の出版直前企画として、執筆者が各章の解説をするとともに、書籍全体を通じての気づきを議論します。
?演 題:書籍刊行記念セミナー African Land Reform under Economic Liberalisation:States, Chiefs, and Rural Communities(武内進一編、Springer)
?日 時:2021年9月7日(火)&10日(金) 18:00 - 19:30(JST)/9:00 - 10:30(GMT)
?場 所:Zoomでのオンライン開催
?使用言語:英語
?参加費:無料
?参加をご希望の方はこちらより事前にお申し込みください。定員:300名。申し込み〆切:2021年9月5日(日)。定員に達ししだい締め切らせていただきます。Zoom情報は9月6日(月)に登録メールアドレス宛てにお送りします。どちらかの日程のみの参加でも構いません。
?共催:日本アフリカ学会関東支部、科研費 基盤研究(B)「アフリカ農村部における資源管理と政治権力」(課題番号:18H03439)、科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「アフリカの農村資源管理と国家―ガーナとルワンダの比較研究」(課題番号:19KK0031)
?プログラム:
1日目 2021年9月7日(火) 18:00 - 19:30(JST)/9:00 - 10:30(GMT)
武内 進一(東京外国語大学/アジア経済研究所)
Introduction: Drastic rural changes in the age of land reform
コジョ?アマノール(ガーナ大学)
Land administration, chiefs, and governance in Ghana
網中 昭世(アジア経済研究所)
Politics of land resource management in Mozambique
ピーター?ナー(ガーナ大学)
Traversing state, agribusinesses, and farmers' land discourse in Kenyan commercial intensive agriculture
2日目 2021年9月10日(月) 18:00 - 19:30(JST)/9:00 - 10:30(GMT)
ホーマン?チトンゲ(ケープタウン大学)
'We owned this land before the state was established': The state, traditional authorities, and land policy in Africa
佐藤 千鶴子(アジア経済研究所)
Land tenure reform in three former settler colonies in southern Africa
テショメ?イマナ(アディスアベバ大学)
Post-Cold War Ethiopian land policy and state power in land commercialisation
武内 進一(東京外国語大学/アジア経済研究所)
Land law reform and complex state-building process in Rwanda
【書籍情報】
◆タイトル:African Land Reform Under Economic Liberalisation: States, Chiefs, and Rural Communities
◆発行元:Springer
◆発行日:2021年10月(予定)
◆発行媒体:ハードカバー(¥7,149)、ソフトカバー(¥5,719)、オンライン(オープンアクセス)
詳細はこちらよりどうぞ。
【報 告】
第61回セミナーは、予定通り9月7日?10日の2日間にわたりオンラインで開催され、7日の参加者は最大で50人、10日の参加者は最大で35人でした。
7日に、編者の武内から書籍全体についての説明が行われた後、執筆者それぞれが各章について発表しました。両日とも、セミナーの後に、日本のアフリカ研究者やアフリカからの参加者を交えた活発なディスカッションが行われました。